samehada_restartの日記

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WM-DD33 復活試行2(ひとまず完了)

先日落札したWM-DDの目的・・・センターギアのギア側ガイドピン?が折れて暫定対処したWM-DD33を完全復活させる。

 

シャーシの交換

WM-DDのシャーシ(及び 各種ギア, リール類)を、WM-DD33の物と交換。WM-DDから取り外したサプライ側リール裏のギアが割れていたのでストックと交換。

 

センターギアの交換

FF時のテープ端でのギア空転(モーターが自動停止しない)問題。

センターギアのギアパーツは数年前にeBayで購入したもの(挟み込みタイプ)を使用していたが、これが宜しくないのではないかと疑う。ギアが柔らかすぎて逃げてしまう模様。

WM-DD3で使用した物を改めて購入して交換(4箇所を接着)。とりあえず治った模様だが、WM-DD系の持病と考えているので再発したら諦める。

 

電解コンデンサの交換

eBayで購入したキットを使用。

BA3304F(イコライザーアンプ)のバイパスコンデンサを10uFから47uF(BA3304の推奨値)に変更。ヘッドホン出力のカップリングコンデンサを220uFから560uFに変更。いずれもキットの内容に従ったもの。

 

容量変更の根拠はあるらしいが、聴いても違いは判らない。

fixyouraudio.com

取り外したコンデンサを確認したが特に問題は無し。小容量品のESRが高めだったが、オーディオ用とか高品質とか称した製品ではないのもあり妥当な値とも言える。

 

Rch接触不良?

Rchが接触不良みたいな状態に。

基板中央の辺りでハンダが剥がれかかってる?コンデンサ交換時にやらかしたか?

場所を特定できず。基板中央部を少し押すと症状が治るので、基板中央部(PLAYボタンの近傍)と外装との間にゴムを挟み、基板が常時押されてる(歪んだ)状態になるようにして様子見。基板にストレスを与えるので良いとは思わないが、症状が悪化する事で原因が判明する可能性にかける。

 

その他

ヘッドを持ち上げる部材は、センターギアの突起を引っ掛ける機構部のバネを押さえる細いピンを補修(バネの押しに耐えきれずピンが曲がってしまう症状)。このピンがダメになるとヘッドを上げるのが運任せになる。

WM-DDの「全く聞こえない」ボリュームの原因は、回転する樹脂パーツから接点端子の部品が取れてしまったため。
とりあえずは動作に問題のないAカーブ品のストックから回転パーツを取り出して交換し、ガリの出ていた別のWM-DDのものに取り付ける。こちらも接点端子が取れていた(かろうじて抵抗面に接触できていたので支えていた)ので、合わせてなおすことに。