samehada_restartの日記

過去調査資料などを残す場所

WM-D6 のラバー部品を交換

WM-D6もD6C同様にラバー類を全交換(ピンチローラーを除く)。

ミュートスイッチを掃除するために開腹して掃除して戻すと再生音がこもるようになった。音歪みの要因となるミュート回路は交換済みであるし、音の歪み自体はない。例の如くリールに触れると解消するので、やはりアイドラのゴムを交換しないとダメと判断。

・アイドラ...再生時のリール駆動用
・プーリー...FF/REW時のリール駆動用

アイドラが滑ってリールの引っ張りが弱くなり、キャプスタン上でのテンションのバランスが悪くなり、ヘッド上のテープ走行が宜しくない状態になる、と。どんなに良いヘッドを使おうが走行系がダメだと意味がない(だからW&Fが重要視される)という事を改めて思い出す。

ついでにプーリーとキャプスタンホイールのゴムも交換したが、外してみると相応に劣化していた事が良くわかる。殆どの人達は、リールベルトを交換しても、この辺のゴム材を交換しようとしない。恐らくは新品の時からの物だと思われる。

 

基板の空中配線の量を見て勘違いしやすいが、部材さえ入手できればメンテナンス自体は比較的簡単である。破損や故障だと面倒だけど。

WM-D6のカバーはDCプラグ用の開口が無い。USB-C(PD)で9V取得し、6Vに降圧して使っている。ACアダプタは邪魔。電源の違いを聞き分けられるような耳は持ち合わせてないので問題なし。