samehada_restartの日記

過去調査資料などを残す場所

研磨日記

ヨドバシカメラさん、着日指定で発送するのは止めてくれ。あえて「日付指定なし」にしてるのに、なぜ着日を指定して発送するの? 結果として郵便局に2日間据置となり、郵便局にも迷惑な話だと思うが?

 

WM-D6Cのリッド窓

数年前の話。WM-D6Cのリッド窓を磨こうとして、アクリサンデー研磨剤と間違えてアクリル用接着剤を付けてしまい、エライコッチャ状態になってしまった。ダメ元でアセトンを使って状況悪化。我ながら見事なアホ行動である。

見た目だけの話なのだが、海外で代替品が売られていて購入するか悩んでいた。自前で作れるだろうけど面倒が多いのは分かりきっている。

最近、アメリカの方で例のSONYシールを真似た偽物とのセット品を見つけたので購入してみた。

 

復活試行

アメリカから届くまで時間があるので、エライコッチャ状態のものを自力で復活できるか試してみることに。

先ずは金ヤスリ(上目45)で荒削りして表面を整える。接着剤やアセトンで生じた凸凹を均して全体がキズだらけになるように。

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紙ヤスリで水研ぎ。#120〜2000を適当な間隔で順に使用。写真だと綺麗に見えるし、触り心地も良いのだけど、透過性は良くない。
※ここでヨドバシが勝手な着日指定をしたことで作業が止まる。

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ヨドバシから高番手のヤスリやコンパウンドが届いたので再開。#3000 → 4000と研いでコンパウンドで磨く。模型用コンパウンドを使用したが、次の研磨剤での磨きがあるのでコンパウンド処置自体が不要だったかも。

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〆はアクリサンデー研磨剤で磨く。

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透明感も十分あり良い感じに仕上がったので、購入品(この時点では届いてない)を使わずにコレを戻すことにした。

 

購入したアクリル窓とシールが届く

アクリル製品なので関税がかかるかとヤキモキしていた(結果として関税は発生せず)。インボイスの記載内容によるところもあるが、法務局や陸運局や税関といったところは担当者の匙加減次第なので、運が良かっただけかもしれない。

 

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何故かシールが3枚入っていたが、サービスか?

上で磨いた窓を本体に両面テープ(ナイスタック03:強力タイプ)で貼り付け。その辺で入手可能な事務用のものだと粘着力が弱くてダメだし、超強力と謳われるモノはテープの厚みのため使えないしで、案外と制約がある。

最後に偽シールを貼って完了。悪くはない。

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結果だけ見れば、窓を購入する必要は無かったのだが、保険として手配していたから自己修復を試行&経験を積めたわけで、そういう意味では・・・と言いたいが、頻繁に行う作業でもないし無駄遣いである事は否定できない。ヤスリや研磨剤の方が圧倒的に安価だし。

そのうち使うこともあるのか?オクに出して資金回収するのが正解のような気がする。

 

メモ

Professionalを冠してる機種とDD系の比較。国内販売限定で個人的見解による音質の順番。機種, 再生周波数, W&F値

  1. WM-D6/D6C, 40-15kHz, 0.04%
  2. WM-DD/DD2/DC2, 40-15kHz, 0.06-0.07% 
  3. WM-DD9,  40-20kHz, 0.13%
  4. DX100, 20-18kHz, 不明

DD9は再生方向により差が出てしまう。DX100は論外で、他の廉価機と大差ない。何れも過大評価の感。

年齢的なものもあり、12kHz以上を識別できなくなってきてるので周波数特性は全く意味がないものになっている。そもそも、周波数特性に拘るのならハイレゾ機器を使えば良く、今さらカセットテープを使う必要は全くない。

数値を出すと説得力が増すから、当時の殆どの評論家は提灯記事を書くのに周波数特性を出していたのだろう。それを嬉々として引用するネット界隈の妄想記事と「ステレオ時代」。

妄想するのは勝手にやればよいが、他者に嬉々&自慢気に伝えることもあるまいて。